用語集
ウェブ取引・エッジホスティング用語集
ブランド付きウェブ取引ターミナルを検討する際にブローカーが目にする主要用語を、わかりやすく解説します。
ブローカー向けのウェブ取引とエッジホスティングで使われる用語の解説です。WebTrader やホワイトラベルから、Cloudflare Workers、WebSocket、ログイン範囲までを取り上げます。
- MetaTrader 5(MT5)
MetaQuotes が開発したマルチアセット対応の取引プラットフォームです。
ブローカーは MT5 のライセンスを取得し、自社の取引サーバーに接続したデスクトップ、モバイル、ウェブの各ターミナルを通じて、FX や CFD などの取引を提供します。
- WebTrader(ウェブ取引ターミナル)
ウェブブラウザ上で動作する取引ターミナルです。
MT5 WebTrader を使えば、お客様はソフトウェアをインストールすることなく、デスクトップやモバイルのブラウザからログインして取引できます。
- White-label WebTrader(ホワイトラベル WebTrader)
ブローカー自身のブランドとドメインで提供されるウェブ取引ターミナルです。
trade.yourbrand.com のようなアドレス上で、ブローカーの会社情報や法的リンクを表示します。
- White label(MT5 ホワイトラベル)
他社のライセンスとサーバーを通じて MT5 を利用する形態です。
ホワイトラベルでは、提供元の MT5 環境の一部を自社ブランドで利用できます。ウェブ取引ターミナルの提供方法を指すホワイトラベル WebTrader とは別のものです。
- Main label / full licence(メインラベル/フルライセンス)
MetaQuotes と直接契約して保有する MT5 ライセンスです。
ブローカーは自社の MT5 サーバーを運用し、他社向けにホワイトラベルを発行することもできます。
- Grey label(グレーラベル)
他者の MT5 利用権を非公式に使用する形態です。
MetaQuotes は2024年以降、こうした形態を制限しています。
- Trading server(取引サーバー)
口座を管理し、取引を執行する MT5 サーバーです。
お客様はログイン時にブローカーの取引サーバーを選択するか、自動的に接続されます。
- Cloudflare Workers
Cloudflare のネットワーク内で動作するサーバーレスのコードです。
Workers は300以上の都市にあるデータセンターで、ユーザーの近くで実行され、サーバー管理は不要です。
- Edge network(エッジネットワーク)
エンドユーザーの近くに配置されたデータセンター群です。
エッジからコンテンツを配信することで通信距離が短くなり、世界中のユーザーにとって応答性が向上します。
- Environment variable(環境変数)
コードの外部に保存される名前付きの設定値です。
FXPTrader では、ブランディング、サーバー、アクセスの各設定が環境変数として保存され、Cloudflare ダッシュボードで編集できます。
- Reverse proxy(リバースプロキシ)
別のサービスの前段に置かれ、リクエストを転送するサーバーです。
従来のブランド付きターミナルでは、VPS 上の Nginx や OpenResty をリバースプロキシとして使用していました。
- VPS(仮想専用サーバー)
ホスティング事業者から借りる仮想専用サーバーです。
VPS 構成では、OS のアップデート、設定、監視が必要です。
- WebSocket
リアルタイムデータのための持続的な接続です。
ウェブ取引ターミナルは、リアルタイムの価格、チャート、注文更新に WebSocket を使用します。
- SSL/TLS certificate(SSL/TLS 証明書)
HTTPS を有効にするための証明書です。
Cloudflare は、管理下のドメインに対して証明書を自動で発行・更新します。
- DDoS protection(DDoS 対策)
悪意のある大量トラフィックからの防御です。
Cloudflare のネットワークが、攻撃がサービスに到達する前に吸収・フィルタリングします。
- Login range(ログイン範囲)
ターミナルの利用を許可する MT5 口座番号の範囲です。
例:5000-6000。許可範囲外の口座は、MT5 の標準エラーで拒否されます。
- Subdomain(サブドメイン)
trade.yourbrand.com のように、メインドメインの前に付く部分です。
ブローカーは、ウェブ取引ターミナルを専用のサブドメインで運用するのが一般的です。
- Multi-brand(マルチブランド)
複数のブランドをそれぞれ専用のターミナルで運用することです。
ブランドごとに独自のドメイン、ブランディング、取引サーバー、ログイン範囲を設定できます。
- Prop trading firm(プロップトレーディング会社)
トレーダーを評価し、合格者に資金を提供する会社です。
MT5 を提供するプロップファームは自社のプラットフォーム利用権が必要で、トレーダーにブランド付きターミナルを提供することが多くあります。
- Introducing broker(IB・紹介ブローカー)
コミッションと引き換えにブローカーへ顧客を紹介するパートナーです。
IB は自社コミュニティ向けにブランド付きのプラットフォームを求めることが多く、IB の口座範囲に限定したパートナーブランドのターミナルがそのニーズに応えます。
- Access server(アクセスサーバー)
お客様が接続する MT5 のサーバーコンポーネントです。
MetaQuotes の現在のウェブ取引ターミナルは、各ブローカーのアクセスサーバー上で動作します。
- iframe(インラインフレーム)
ウェブページの中に別のウェブページを表示する HTML 要素です。
MT5 ウェブ取引ターミナルを自社サイトに iframe で埋め込むブローカーもありますが、専用サブドメインを使うほうが表示領域が広く、ブランドも明確になります。
- DNS(ドメインネームシステム)
ドメイン名をサービスに対応付ける仕組みです。
trade.yourbrand.com を Worker に向ける設定は、Cloudflare で管理する DNS 設定です。
- Nameserver(ネームサーバー)
ドメインの DNS レコードを保持するサーバーです。
ドメインを Cloudflare に移行するには、レジストラでネームサーバーを切り替えます。
- HSTS
ドメインに対して HTTPS の使用をブラウザに強制するルールです。
HSTS を有効にすると、暗号化されていない HTTP へのダウングレードを防げます。
- Phishing clone(フィッシング偽サイト)
認証情報を盗むために作られたウェブサイトの偽コピーです。
詐欺師はよく似たドメインでブローカーのターミナルを模倣します。公式ドメインを1つに統一することで、お客様は偽物を見分けやすくなります。
- Two-factor authentication(2FA・二要素認証)
ログイン時の2段階目の本人確認です。
MT5 ウェブ取引ターミナルは、口座のセキュリティを高める二要素認証に対応しています。
- Latency(レイテンシー)
リクエストから応答までの遅延時間です。
トレーダーの近くの拠点からターミナルを配信することで、配信のレイテンシーを低減できます。
- Serverless(サーバーレス)
サーバーを管理せずにコードを実行する方式です。
Cloudflare Workers はサーバーレスで、プラットフォームがネットワーク全体で必要に応じてコードを実行します。
- Hedging & netting(ヘッジング・ネッティング)
MT5 における2つのポジション計算方式です。
ヘッジングでは1つの銘柄で複数のポジションを保有でき、ネッティングでは銘柄ごとに1つの集約されたポジションを保持します。
- Market Depth(板情報)
注文可能な価格と数量を一覧できる表示です。
MT5 ターミナルは板情報を表示でき、そこからワンクリック取引も行えます。
- Crypto CFD(暗号資産 CFD)
暗号資産の価格を対象とした差金決済取引です。
暗号資産 CFD は24時間取引されるため、ウェブ取引ターミナルは常に利用可能である必要があります。
- Client onboarding(顧客オンボーディング)
口座開設から最初の取引までのステップです。
顧客エリアからリンクしたブランド付きウェブ取引ターミナルは、最初の取引までの道のりを短縮します。
- Configuration change log(設定変更履歴)
設定変更の記録です。
ブランディングやアクセス設定の変更履歴を残しておくと、トラブルシューティングや監査が容易になります。
- MT5 Web API
MT5 上で独自アプリケーションを構築するためのインターフェースです。
ブローカーはこれを使って完全独自のターミナルや顧客エリアを構築します。ブランド付き WebTrader よりも大規模なソフトウェア開発プロジェクトになります。
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社名とドメインをお知らせください。お客様専用のデモをご用意し、実際のターミナルの見え方をご確認いただけます。